断酒:281日目 断酒貯金:750,000円
1年ほど前に知り合ったAさんという方がいます。その方は大のお酒好き。
知り合った頃は私もまだお酒を飲みまくっていた時なので、お酒の飲み方やお酒の種類、飲んだ時の面白自虐エピソードなど話が盛り上がってすぐに意気投合しました。
つい先日、Aさんに久しぶりにお会いして軽くお話しました。
私達夫婦が断酒をしていることを話すととても驚かれて、さらに
『絶対できないし、やめたら楽しみがなくなっちゃう』そう断言していました。
もちろん、そうなると思います。
カラダでも壊してドクターストップでもかからない限りやめようと思わないのが普通です。
逆に言うと、何もないのに自らお酒をやめようと思うことの方が奇跡✴です。
なぜならお酒は依存性の高い物質ですから気付く事が出来ないし、気付いたところ簡単にやめられるものではありません。
そのお知り合いAさんは男性で結婚されています。子供は成人して手が離れて二人暮らしの様です。共働きで、ご夫婦共にお酒好き。特に奥様の方がよりお酒好きみたいです。
夜一緒に飲みに行くこともあれば、個々に飲みに行くこともあるそうです。
毎晩仕事が終わると必ず晩酌をしているそう。
夫婦で運動もするしお酒も飲む。健康的だからお酒を飲んでも大丈夫とどこかで思っている様です。
これはまさに!ヲタんこ夫婦にそっくり!!
よくよく話を聞いていくと、奥様はお酒を飲み飲みおつまみを作る『キッチンドリンカー』だそう。外に飲みに行くと注文するのはハイボールなどだそうですが、薄くて飲めたもんじゃないと言いもっとお酒を入れて持ってきて!と店員さんに頼むそう。
提供されるお酒は全て、『薄くて嫌になる』と常々ご主人にお話するそうです。
家で飲むときも、グラスに入れるウィスキーの量はダブルじゃ全然薄いそうで、かなり濃い目に作ってぐびぐび飲んでいるそうです。
それは、、、
アルコール依存症ですね、きっと。
私の中では、ご主人も依存症だと思います。
別に酒癖が悪い訳でも何かやらかしたとかも無いようですが、それも私と同じ。
たまたま何も起こっていないだけで、いつ何があってもおかしくない状態です。
いつも記憶がないし、飲まなきゃ人生楽しくないなんてその発想は依存症だと思います。
でも、
私がどうしてお酒をやめたか、私は依存症かもしれないからやめた、と言ったところで
笑い飛ばされるだけなんです。
『そうそうw 間違いなくアル中でしょーwww』
っていう具合に。ただの笑いのネタになるだけです。
自ら気付かなければ、誰が何を言ってもやめられないしやめようとも思わないんですよね。
やめようとかやめたいとか思っていない人に、お酒やめた方が…などと言っても全くもって意味もないし迷惑でしかありません。
自分の正義を押し付けてはいけませんよね。
でも、、、
身体を壊す前に気付けると良いのですが。
あとはご自身で何か少しでも小さなキッカケになるようなことがあると良いですけれどねぇ。